おちょぼさん周辺の食べ歩きと散策|懐かしくて温かい場所です

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四つ葉のクローバー

先日、おちょぼさんの愛称で親しまれている、岐阜県海津市のお千代保稲荷神社に行ってきました。

おちょぼさん京都の伏見稲荷愛知県の豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷の一つと言われています。

商売繁盛だけでなく縁結び合格祈願にもご利益があります。

祀られている神様は、大祖大神・稲荷大神・祖神です。

おちょぼさんは、地元の方をはじめ県内外の方々にも親しまれている場所のようです。

おちょぼさん周辺の地図

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おちょぼさんでお参り

おちょぼさんの鳥居

岐阜県は私が住む福井県の隣の県ですが、恥ずかしながらおちょぼさんのことを知ったのは最近のことです。

おちょぼさんの敷地内には、いくつもの鳥居がありました。

700m以上に及ぶ門前町の両側にも、立派な鳥居が立っていました。

おちょぼさんに行くのは初めてでしたが、とても気持ちが安らぐ場所でした。

岐阜県の好きな場所が一つ増えました。

おちょぼさんの鳥居をくぐると、お参りに来たたくさんの人たちの姿が見えました。

中に入り、右側にある石段を降りるとお供え用に藁で結ばれた油揚げが売っています。

恐らく、油揚げが持ちやすいように藁で結ばれているようです。

油揚げとろうそく(一組50円)を買い、お参りをしました。

大変ご利益がありそうです。

門前町散策、そして美味しいもの巡り

お参りの後、門前町に出るとたくさんのお店が並んでいます。

門前町は庶民的でどことなく懐かしい雰囲気があり、そこだけ時間が止まっているようでした。

個人的には、最近耳にする”インスタ映え”や”パワースポット”というカタカナ言葉がいい意味で似合わないと思える場所でした。

私たちが行ったのは日曜日ということもあり、どこまで進んでもたくさんの人でした。

長く続く門前町には、串カツ・どて煮・どじょう・川魚の佃煮・お漬物・草餅など名物があり、たくさんのお店が軒を連ねています。

同じ食べ物でも、お店によって味が違うので自分の好きなお店を探す楽しさもあります。

乾物を扱っているお店では、お麩をよく見かけました。

草餅 草餅6個入りです。

大福屋というお店で草餅を買いました。
少し小ぶりで食べやすい大きさで、味はヨモギのいい香りでとてもおいしかったです。
草餅が売っているお店もたくさんあったので、お好きな方は食べ比べも楽しいと思います。

卵 ラベル卵 赤卵15個入りです。約450円だったと思います。

やすふくというお店では、美味しそうな卵を見つけたのでこちらも購入。
赤い卵で、殻が固くて栄養満点だそうです。
美味しそうなプリンも売っていました。
トロトロ卵のオムライスを作りましたが、卵の生臭さがなく、濃厚ですがさらりと食べられました。

とてもおいしい卵でした。

あられあられ 袋の裏いろんなお店で売っていた田舎あられ。

福井県ではあまり見かけない田舎あられを購入。
裏を見ると、名古屋市にある製菓会社のあられのようです。
原料に砂糖が使われているので少し甘くて素朴な味で、始めて食べましたがくせになりそうです。

即席のお汁粉に浮かべて食べてもおいしいです。

中に入っている昆布が意外としょっぱくてパンチがきいています。

参道にある串カツ屋さん『玉屋』

串カツのお店玉屋で、串カツを食べました。

今年に入ってからテレビでこのお店が紹介されていて、今回おちょぼさんに来るきっかけになったお店です。

通り沿いには、たくさんの串カツ屋さんがありましたが迷わずここに行きました。

門前町の中でも大きな串カツ屋さんのようです。

お店に到着した時は7~8組ぐらいの方が並んでいましたが、回転が早くそれほど待つことなく入店することができました。

店内は満員で、お客さんたちの声やお店の方の声でとても賑やかです。

そして目を引くのは、お店の中の金色の壁で、より一層賑やかさが増します。

ちなみにテーブルも金色を施されて豪華でした。

私たちは串カツみそソースを注文しました。(1本90円 2017年9月現在)

他にも、おでんドテ煮うどんもあります。

勿論、アルコールも。

串カツはとてもおいしかったです。

店内で食べるもよし、店先で揚げたてを食べるもよし、お土産で持ち帰るもよしというシステムのようです。

個人的には、串カツというと大阪という印象が強かったのですが、偏見でしたね。

元々岐阜県にはおいしいものがあるというイメージがあり、ますます好きになりそうです。

私たちが行ったときは姿が見えませんでしたが、このお店には名物の社長さんがいらっしゃいます。

壁紙同様、全身金色の衣装を着た社長がもてなしてくれるそうです。

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まとめ

大判焼き大学芋などもとてもおいしそうでしたが、今回は草餅を購入したので我慢しました。

次回は食べたいと思います。

おちょぼさんには、毎月『月並祭』というお祭りが月末に開かれます。

月並祭は、月末の夜から翌朝までおちょぼさん周辺がたくさんの人たちでにぎわう日です。

「おかげさまで今月も無事に商売ができました。来月もよろしくお願いします。」と神様にお礼・ご報告をする日だそうです。

月並祭当日は、門前町のほとんどのお店も夜通し開いているそうです。

また、お正月三が日も大変な賑わいだそうです。

いつもの日曜日でも結構な人の多さだったので、行事がある日は相当な賑わいだと思います。

門前町には私が見る限り、どのお店もにぎやか空き店舗があまり見られませんでした。

これもおちょぼさんのご利益かもしれませんね。

おちょぼさんと門前町の周辺は、別世界のように感じました。

帰りに駐車場まで歩いて角を曲がると、さっきの喧騒が嘘のように静かでした。

岐阜県は海がない県ですが、昔の交通の便が悪かった時代の名残は今も根付いているようです。

精肉や乾物・野菜などを美味しく食べる方法や、私たちのような他県人に対しての温かいおもてなしが今も引き継がれていることを感じました。

そして、地域の方たちが地元の歴史を大切にされています。

私の地元にもこんな場所があったらなと、とても羨ましい気持ちです。

おちょぼさんに行ったことがない方も是非、足を運んでください。

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