先日、堀江昭佳先生の著書『血流がすべて解決する』を読み、一週間の夕食断食に感銘を受け、実行してみました。
夕食断食と聞くと「無理無理。夕食は一日の終わりの大事な食事であり一番楽しみな時間だし。一週間とはいえ抜くのはできない。」という方が多いと思います。
最初は私もそうでした。
何しろ、食べることが好きなので。
ところが、たった一週間だけ夕食断食するだけで、体にはいいことが起こります。
※病院にかかっている方は、医師にご相談してください。
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血流が乱れている人の体調
堀江先生は、出雲大社の表参道で90年続く漢方薬局の四代目で、婦人科系が専門の薬剤師をしておられます。
これまでにたくさんの方々が堀江先生を頼って予約が殺到したそうですが、この本が出てからは全国規模で広まり、より多くの女性たちを助けられたそうです。
夕食断食は男性にも効果があるとのことで、今回は夫も一緒に付き合ってくれました。
血流を整えるために、一週間だけ夕食断食を行うのがおすすめだということが書かれています。
肝心の血流が悪いと、心と体のいろんなところに影響が出てきます。
・朝起きた時から疲れている。
・昼にやる気が出ない。
・夜に眠れなくてイライラする。
…などなど。
他にも、体の冷え・むくみ・肥満・生理不順・生理痛・体のだるさ・白髪なども、血流が原因とも考えられます。
堀江先生の著書によると、血流が悪いというのは、もとをただせば血液の量が少ないということだそうです。
私には、思い当たることがたくさんあったので、やってみることにしました。
最初、やってみたいと思ってから実際に始めるまで時間がかかりましたが、躊躇していても時間が経つだけなので、半ば勢いで始めました。
一週間夕食断食のやり方
では、一週間断食はどのようにするのでしょうか。
ただ単に夕食を抜くということではありません。
基本的なやり方をまとめました。
・起きた後、太陽に光を5分ほど浴びる。
・朝食と昼食は、しっかり摂る。
・朝食は、パンではなくごはんがおすすめ。
・夜は、固形物でなかったら飲み物やスープは摂ってもよい。 (甘い飲み物もよい)
・寝室では、遮光カーテンは不眠の原因になるので、カーテンは寝る前にレースだけにしておく。
・日中の間食は少しぐらいはOK。
・23時までに寝る。
一週間、毎日これらのことをやっていきます。
夕食を断食すること以外は、健康的な生活を送るということが基本のようです。
残念ながら就寝時間は守れない日がありましたが、それでも早く寝るよう意識して過ごしたのでいつもよりも健康的な生活でした。
私は、夕食を抜くということが今までにほとんど経験がないことだったので、即席のスープを毎晩摂っていました。
私のように、夜中にお腹が空きそうで心配の方や、食べることが何よりの楽しみと考えている方はそれでもいいようです。
この一週間の夜の楽しみは、スープを飲むことでした。
一週間の夕食断食を終えてみて
一週間の夕食断食を終えて、どんな変化があったか、他にどう思ったかまとめてみました。
・もともと冷え症ですが、体のだるさ・冷えが前よりはよくなった。
・それまであった足の指先の冷たさがあまり感じなくなった。
・間食が自然と減った。
・”疲れ”に対する回復力が強くなった。
・夕食断食をしていた一週間も含めて、無駄な買い物が減った。(夕食断食中は、ごみの量が驚くほど少なくなります)
・夕食を摂らないので、その分朝食と昼食をしっかり摂るようになった。
・これまでは朝食はパンだったが、腹持ちがよいご飯を食べるようになった。
・夕食を作らないので、次の日のお弁当の準備など時間を有効的に利用できた。
・途中で生理になったこともあり、2日間便秘になったが解消後はすっきりした。
・夜はお腹はすくが、毎日即席のスープを飲んでいたので、我慢できない程ではなかった。
・以前は夕食後にフルーツやスイーツを時々食べていたが、今は罪悪感の塊にしか見えずあまり欲しなくなった。
・”食べること”に関しての概念が変わった。
ちなみに著書の中で堀江先生によると、女性は夕食断食をすると生理痛が緩和されていくとのことでした。
私は元々生理痛がひどいので、まだ緩和とまではいきませんでしたが、今後の体調に期待したいと思います。
堀江先生は著書の中で特に取り上げていませんでしたが、入浴時の湯船につかる時間をなるべく多くとるよう心掛けました。
運動不足の日や疲れている時、朝と昼に食べ過ぎたと感じた日は30分、普段は20分、40℃のお湯につかりました。
汗がたくさん出て気持ちよかったです。
代謝をよくするためにも入浴の前と後にコップ一杯のお水を摂ってください。
長い入浴の前後に水分を摂らずにいると、むくみや脱水症状の原因になります。
入浴時間に関しては、堀江先生が著書の中で推奨する夕食断食とはセットではありません。
ただ夕食断食は内側から、入浴は外側からという風に体の細胞に働きかけるので効果的だそうです。
入浴するだけで体力を消耗するので、無理のないようあくまでご参考までに。
気になる体重は、夕食を一週間抜くと体重にも変化があるかと思いましたが、マイナス1.8kgとまずまずの結果です。
そんなに驚くような変化ではありませんが、一週間でマイナス1.8kgは感動しました。
夫は、マイナス4.5kgでした。
男性は代謝量が違うし、運動量にも差がついたのだと思います。
堀江先生の『血流がすべて解決する』は、ダイエット目的の書籍ではなく、血液を増やして血流を活発にするのが目的なので満足しています。
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まとめ
今後は栄養バランスを考えながら朝と昼の食事をしっかり摂って、夕食は軽い食事にしていきます。
ちなみに『血流がすべてを解決する』は、我が家の本棚の『積ん読』状態の中の本でした。
購入してから読もう読もうと思いながら、日が経っていましたが読み終えて夕食断食を実行することができて本当に良かったです。
夕食断食をしてからも食べることは好きということは変わりませんが、”なんとなく食べ”は少なくなりました。
一週間夕食断食は、やってよかったです。
このままの安定した状態を保てば、むくみが改善して若いころの体型に戻るかも、と期待しています。
今後も、体の細胞からすっきりしたいときは夕食断食をしてみたいと思います。
飽き性で、最悪3日坊主で終わったり、すぐに諦める私でも夕食断食を一週間継続できたのでよかったら試してみてください。
堀江先生は、『血流がすべて整う食べ方』という本も出版されました。
こちらも、『血流』と『食』に関してわかりやすく解説しているので、おすすめの本です。
(2018年2月追記)
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