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ピーマンは食欲をそそる鮮やかな色で栄養満点というイメージですが、種にも栄養があるということを知っていますか?
しかも女性だけでなく男性にもありがたい栄養なのです。
私は今までピーマンの種に栄養があることを知らず、むしろ食べないほうが良いと思って捨てていたので、もったいないことをしてきました。
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ピーマンの種の栄養は、女性だけでなく男性にも
ピーマンの種には美容と健康によい貴重な栄養が含まれています。
特に、パプリカよりも緑色のピーマンの方が実と種に栄養がたくさん詰まっています。ピーマンの種に含まれる栄養と効果
ピーマンの種に含まれる栄養と効果
ピラジン 血行促進効果
血液をサラサラにすることによって、冷え性改善・育毛効果・血栓予防・血液凝固予防になります。
カリウム むくみ防止効果
体内の余分な塩分を排泄することにより、心疾患・高血圧の予防になります。
ピラジンには血液をサラサラにする効果があるので、冷え性や育毛などの対策に積極的に摂りたい食材です。
髪の毛の悩みは、男性だけでなく女性も抱えている方が多いと思います。
また、血栓や血液凝固を予防する効果もあるので、脳梗塞や心筋梗塞などの病気を防ぐことができます。
ちなみに、ピラジンという名前はあまりなじみがないと思いますが、実の部分には含まれていない栄養素で、苦みと匂いのもとでもあります。
ピラジンは、ピーマンの内側にあるワタの部分(胎座)にも含まれます。
そして、カリウムは体内の余分な水分や塩分を排出してくれるので、むくみ防止になります。
ワタの部分(胎座)には、ピラジンだけでなくカプシエイトという栄養も含まれています。
脂肪燃焼効果があり名前は似ていますが、唐辛子の辛味成分などでよく知られているカプサイシンと違って、カプシエイトには辛味成分はありません。
同時に、カプシエイトには体温を上げる効果があるので、免疫力が高くなります。
ピーマンの種をどうやって食べる?
ビタミンCは熱に弱いといわれていますが、ピーマンに含まれるビタミンCに関しては例外で熱に強いのが特徴です。
ピラジンも熱に強い栄養素なので、油で調理しても栄養素には問題ありません。
ピーマンのフライを作るときは、縦半分に切り、小麦粉・卵・パン粉をつけて油で揚げると実と種の部分の味と食感の違いを楽しむことができます。
小麦粉と卵を混ぜてからパン粉を付けると、ピーマンの表面がツルツルなので油で揚げた後にパン粉がはがれ落ちてしまうので、小麦粉・卵・パン粉の順番につけるのがきれいに作るコツです。
ピーマンの肉詰めをするときは、縦半分に切り、ひき肉を詰めると種とワタの部分がストッパー代わりになるので、内側に粉を付けなくてもピーマンから中身が外れにくいです。あとはお好みで油を引いたフライパンで焼くか、パン粉を付けて油で揚げます。
もし、くりぬいた種の部分のみ大量に余った場合は、パン粉またはてんぷら粉を付けてさっと油で揚げると、少しだけ苦みがしますがおつまみになります。
他にも、炒め物にほぐした種も一緒に入れたり、縦半分に切って種とワタが付いたまま網で焼いてショウガ醤油で食べてもおいしいです。
ピーマンの実の部分はサラダなどにも使われますが、種に関しては熱を通してください。
※ピーマンの種には匂いと苦みがあるので、小さいお子さんや苦手な方は無理をしないことをおすすめします。
ピーマンの実の栄養について
ピーマンの実にも栄養がたくさん詰まっています。
ピーマンの実に含まれる栄養
マグネシウム 抗ストレス効果・ホルモンバランスを整える・血糖値を調整する
ビタミンB 髪の毛や皮膚など毎日の代謝を促す・ホルモンを整える
女性は月経が近づくとPMS(月経前症候群)になる方がいますが、その一因としてビタミンB6不足が原因の一つとして考えられています。
ビタミンC ストレス抑制作用と抗酸化・鉄分吸収の促進
抗酸化作用は、カラダの酸化の原因である活性酸素を抑制するはたらきをします。
ピーマンの実にもカリウムが含まれています。
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まとめ
ピーマンの種の栄養に関して、いかがでしたでしょうか。
意外と美容と健康に良い栄養素が詰まっています。
私が子供のころのピーマンは現在出回っているものよりももっと苦くて青臭く、どちらかというと好き嫌いが分かれる味でしたが、現在のピーマンは品種改良により段々食べやすい味になりました。
ピーマンは夏野菜なので体を冷やしたり、女性のカラダにはあまりよくないのではないかという勝手なイメージがあったのですが、むしろ積極的に摂ったほうがよさそうです。
ただ、どんな食材も食べすぎはよくないので、栄養のバランスを考えていろいろな食材を摂るのが理想的です。
参考になれれば幸いです。
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