簿記検定は電卓選びも重要|禁止されている電卓とは?

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電卓
 
簿記検定を受ける際に電卓はなくてはならない重要な道具のひとつですが、何でもいいというわけではありません。
簿記検定に備えて禁止されている電卓とおすすめの電卓を紹介します。
 
 
 
 
 
 
 
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簿記検定は筆記用具同様、自分で電卓を用意します。
そのため、持ち込みが可能な電卓と禁止されている電卓があります。
検定に向けて勉強する際に自分に合う電卓を用意して、検定当日は使い慣れた電卓を使用するのがベストだと思います。
 
簿記検定で禁止されている電卓の機能
 
印刷(出力)機能
メロディー(音の出る)機能
プログラム機能
 (例:関数電卓等の多機能な電卓売価計算原価計算等の公式の記憶機能ある電卓)
 
辞書機能(文字入力を含む) 

(注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。

日数計算、時間計算、換算、税計算、検算(音の出ないものに限る)

≪商工会議所のホームページより抜粋≫

禁止されている電卓の機能とは?

猫
 
 
 
簿記検定で禁止されている電卓の機能(解説)
 
 
印刷(出力)機能
 このタイプの電卓は、レシートが出てくる電卓です。
 形は、電卓とあまり変わりませんがレシートを設置するところが上部にあり、
 レジスターと少し似ています。
 
 
メロディー(音の出る)機能
名前通り音が出ます。検定前に消音に設定したとしても、何かの手違いで音が鳴ったらほかの方々に迷惑が掛かってしまいます。
 
 
プログラム機能
関数電卓がその一つで数字の他に関数(sin・cos・tan)が並んでいます。
 
売価計算原価計算等の公式の記憶機能としてMUキーが該当します。
   
   
たまたま我が家の電卓にMUキーがあったので、珍しいキーではなさそうです。
 
 
 

辞書機能
国語辞典や、漢字辞典などが内蔵された電卓です。
 
簿記検定中はスマートフォンや携帯電話の使用が禁止されていますので、アプリの計算機も使うことはできません。
もちろん、タブレットも使用禁止です。
 
 
 
 
      
  
       ⇐簿記検定で使用が禁止されている関数電卓
              (キーがたくさんあって、長い形です)
 
 
 
 
      ⇐こちらも使用が禁止されている電卓です。
                   赤で囲ってあるのが”MU”キーです。
 
 
 
 
 

では、どんな電卓が持ち込み可能なのか?

コーヒーカップ

ご参考までに…。下の画像は、私が実際に検定で使ったシャープEL-N732Kです。

簿記検定で使用できる電卓は、計算機能(四則演算)のみの電卓に限られています。

漢字で書くと難しいことのように思ってしまいますが、専門的な機能が特になく”一般的”であり、”ふつう”の電卓ということです。

”一般的”や”ふつう”とは、個人の価値観にも関係するので大変難しい表現です。
 
使用可の電卓が具体的にどんなものか見ていきましょう。

電卓は、小さいながらも便利な機能が付いています。

メモリー機能・GT機能は大体の電卓についていると思います。

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簿記検定に持ち込み可能な電卓の便利な機能 

猫と青空

日数計算

”日数”または”日数計算”というキーがあります。
2011年6月の第128回の日商簿記検定から使用可能になりました。
月ごとの日数さえわかれば、個人的にはなくてもいいキーだと思います。

時間計算
こちらも”時間”または”時間計算”というキーがあります。
機種によっては、日数計算と時間計算が一つのキーになっている電卓もあります。
その場合は、”日数/時間”というキーです。
 
 
 
換算
外国通貨を換算する電卓です。
機能とは関係ないですが、見た目がかわいいデザインが目立ちます。
 
 
 
税計算
消費税の計算ができる計算機です。
”税込み・税抜き”のキーがついています。
この機能がついている計算機はよく見かけます。
 
 
検算
1回目と2回目の計算が合っていたら電子音、または表示で知らせてくれます。
大変便利な機能ですが、簿記検定では音が鳴らないものに限られています。
 

日数計算と検算のキーは親切なキーですが、専門的な職業の方以外は使わない機能かと思います。

あくまで個人の感想です。

知っていると何かと便利な『ニシムクサムライ』

サムライ

減価償却費の計算では、日数計算が必要ですが『ニシムクサムライ』を覚えていれば電卓の日数計算機能がなくても困らないと思います。

代わりに指折りで数えることになりますが落ち着いて数えれば間違えることはありません。

ご存知の方がいらっしゃるかもしれませんが、説明させていただきます。

『ニシムクサムライ』の意味は『2月・4月・6月・9月・11月』のことを指します

ひと月の日数は、2月が28日間で閏年(うるううどし)は29日間、4月・6月・9月・11月は30日間です。

それ以外の1月・3月・5月・7月・8月・10月・12月が31日間ある月です。

二シムクは2月・4月・6月・9月だとすぐにわかると思いますが、11月がなぜサムライかというと、11を漢数字で縦に書くと武士の”士”という漢字に似ているのが理由だそうです

説明が長くなりましたが、参考にしていただけると幸いです。

『ニシムクサムライ』は、知っていると簿記以外でも使うことがあるので便利です。   

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まとめ

 青空
 
一言で電卓といってもいろんな種類があることがわかります。
 
簿記検定では、電卓は大事な相棒です。
 
検定当日になって、使用不可の電卓だったということのないように、勉強を始める段階で
使いやすく、規定にあった電卓を用意しましょう。
 
電卓を新調される方は、参考にしていただけると幸いです。
 
 
 
 
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