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簿記検定では、どんな電卓が禁止されているのか?
(注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。
日数計算、時間計算、換算、税計算、検算(音の出ないものに限る)
≪商工会議所のホームページより抜粋≫
禁止されている電卓の機能とは?
名前通り音が出ます。検定前に消音に設定したとしても、何かの手違いで音が鳴ったらほかの方々に迷惑が掛かってしまいます。
国語辞典や、漢字辞典などが内蔵された電卓です。
では、どんな電卓が持ち込み可能なのか?
ご参考までに…。下の画像は、私が実際に検定で使ったシャープEL-N732Kです。
簿記検定で使用できる電卓は、計算機能(四則演算)のみの電卓に限られています。
漢字で書くと難しいことのように思ってしまいますが、専門的な機能が特になく”一般的”であり、”ふつう”の電卓ということです。
電卓は、小さいながらも便利な機能が付いています。
メモリー機能・GT機能は大体の電卓についていると思います。
簿記検定に持ち込み可能な電卓の便利な機能
日数計算
”日数”または”日数計算”というキーがあります。
2011年6月の第128回の日商簿記検定から使用可能になりました。
月ごとの日数さえわかれば、個人的にはなくてもいいキーだと思います。
機種によっては、日数計算と時間計算が一つのキーになっている電卓もあります。
その場合は、”日数/時間”というキーです。
機能とは関係ないですが、見た目がかわいいデザインが目立ちます。
”税込み・税抜き”のキーがついています。
この機能がついている計算機はよく見かけます。
日数計算と検算のキーは親切なキーですが、専門的な職業の方以外は使わない機能かと思います。
あくまで個人の感想です。
知っていると何かと便利な『ニシムクサムライ』
減価償却費の計算では、日数計算が必要ですが『ニシムクサムライ』を覚えていれば電卓の日数計算機能がなくても困らないと思います。
代わりに指折りで数えることになりますが落ち着いて数えれば間違えることはありません。
ご存知の方がいらっしゃるかもしれませんが、説明させていただきます。
ひと月の日数は、2月が28日間で閏年(うるううどし)は29日間、4月・6月・9月・11月は30日間です。
それ以外の1月・3月・5月・7月・8月・10月・12月が31日間ある月です。
二シムクは2月・4月・6月・9月だとすぐにわかると思いますが、11月がなぜサムライかというと、11を漢数字で縦に書くと武士の”士”という漢字に似ているのが理由だそうです。
説明が長くなりましたが、参考にしていただけると幸いです。
『ニシムクサムライ』は、知っていると簿記以外でも使うことがあるので便利です。
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